飛行機と新幹線。どちらを利用するかを決める場合、その分かれ目は移動時間で3時間以内ならば新幹線になるそうです。

東京から新青森間を三時間で運行する計画も発表されました。世界最高速度だそうです。

新幹線は高速走行による車体振動はもちろん、トンネル出入り口での外板変形に塗装系が追従できることが求められます。それと同時に長時間美観を保持し、汚れを洗い落としやすいことも車両用塗料に求められるのです。

90年代まで車両外装は光沢が鈍く、色も白をベースとした同系色でした。高光沢にすると、車両外装板の凹凸が強調されます。車両塗装は高級感を要求されています。

建築物の外装もつや消し状態になっていますが、同じ効果です。白をベースとしてるのは、高速をイメージする色彩効果と、擦り傷などを目立たせないためです。90年代以降は、車両外板にAI合金が採用され、メタリックな仕上げなど乗用車並みの外観が求められています。プレス加工の進歩により、溶接箇所が減少していますが、電車のように大型になると車体に歪みが残り、パテ付けで平滑化する必要が生じます。

新幹線車両の標準塗装仕様は自動車の新車塗装工程とは異なります。

新車やPCMに適用する表面処理に変わって、ブラスト直後にエポキシ樹脂系プライマーが塗装されます。プラスと直後の金属面はとても活性な状態ですので、この時に塗装すると、塗料はとても良く付着してくれます。プラスと後は直ちに塗装することが大切になってきます。この上に、不飽和ポリエステル樹脂パテが使用されます。車両重量とコストの制限から、パテ付け―研磨工程を二回で終了させます。

その後の工程は自動車の補修工程とほぼ同じになります。

パテ付け―研磨工程と中塗り―研磨工程の平滑化作業が高級感を生み出します。

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